オタク一年生。

あけましておめでとうございます。

 

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新年だし気分変えたいし、今までのブログとだいぶ内容が変わりそうなので、思い切って移設というか転生です。前使っていたFC2ブログ、最近使いづらいと思う事が増えていたので、いい機会だったかなと。

 

そんなわけで、新しいブログ『オタク一年生』です。

 

しっかり考えて決めました。1分くらい。

決して『僕はオタク一年生です!』とか言いたいわけではなく、いつまでもオタク一年生のような気持ちでいたい、とかあの頃のような純粋な気持ちに戻りたい、みたいな気持ちがこもってます。

 

実際問題、僕がそこまでオタクこじらせてるかと言われると全然そこまでではないと思うのだけれど(多分)、どうしても少し冷めてる部分だったり、無駄に斜に構えてしまう事が多いのが2017年最大の悩みであったので、去年(特に後半)はずーっとオタク一年生になりたい!って連呼してた。普通に周りにウザがられてたと思う。ごめんね。

 

で。

ここから話が逸れます。ていうか一番書いておきたいことです。

今新しくブログを書くにあたってどうしても書いておきたいのと、ブログを転生したきっかけの一つだったりタイトルの由来にも少し含まれてるお話です。

 

かなり長くなるので続きます。

 

そんな冷めて斜に構えてオタクしてる事が多かった僕を、久々に熱く素直な気持ちにしてくれる声優さんのことを最近大好きになった。

 

水瀬いのりさんである。

 

もう、売れっ子も売れっ子。

アニメを見れば、1クール何本もキャスト表の上の方で名前を見るし。

CDを出せば、毎回1万枚以上は売れているし。

 

しかもそんな風に名前を見る事が増えたのは、何も最近の話ではなくて。

声優としては14年、15年くらいからそんな感じなんじゃないだろうか。

 

ひとまずこれから、僕がそんな水瀬いのりさんを好きになるまでのお話を書こうと思う。

先程も書いた通り結構長いです。

 

では本題。

 

今まで水瀬いのりさんに触れる機会は沢山あった。

それこそ、14年秋クール『天体のメソッド』という作品では夏川椎菜さんとメインで共演していたし、二人でラジオもやっていたのでかなりガッツリ絡んでいた。*1

他にも見てたアニメで名前をちらほら見かけていたし、おまけにアーティスト活動に関してはCD発売とほぼ同時に音源を買っていたし、フェス系のライブで生歌を聞いたこともあった。*2

 

それでも、僕の中での水瀬いのりさんは長年ずっと、普通に『好き』な声優さんの一人でしかなく、特段『推し』などと言える様な存在ではなかった。

 

それが変わり出したのは17年夏のアニサマ2日目。

アイドルマスターミリオンライブ』の一人として出演する夏川椎菜さんを目的に参加していたんですけど、その日一番印象に残ったのは夏川椎菜さんではなく。

キラキラ☆プリキュアアラモード』の『キラ星シエル/キュアパルフェ』役として出演していた水瀬いのりさんだった。

 

今まで散々女性声優顔採用のオタクをdisってきている僕ですが、この日一番印象に残った理由、水瀬いのりさんがありえん可愛かったからです。

いやだって、あんな可愛い衣装着てるあんなちっちゃくて可愛い子が歌って踊ってるんですよ???そりゃありえん可愛くないですか?????

 

お恥ずかしながら、ここで『水瀬いのり』という声優さんを意識しだす。

 

そこから後の行動は結構早かった。

 

購入してなかった1stAL『innocent flower』と4thSG『アイマイモコ』を購入して。

アルバムがどの曲もとても良くて、感動して、何度も聞くようになった。

既存の曲も今まで以上にしっかり聞くようになって、歌詞にもしっかり目を向けるようになり。

 

ちょうど自分が、『オタクとしてのモチベが上がる歌』ではなくて『自分自身を引っ張ってくれるような歌』を求めていた時期で。(この辺のことはそのうち書きたい)

水瀬さんの歌、歌詞をしっかり読んでみると凄く前向きでメッセージ性の強い歌が多くて、そんな自分が求めていた歌のイメージとピッタリ合致したんですよね。

本人の歌声もとても力強く魅力的で、歌詞と相まっての歌のパワーがすごかった。

そんなことに気づき、アーティスト水瀬いのりさんを今まで以上に強く意識するようになり。

 

そこから派生して、

アイマイモコ』をきっかけにこの曲がOPになっていた『徒然チルドレン』という作品も見た。

この作品で水瀬さんは『高野千鶴』役で声優としても出演していて。

長年ずっと僕の水瀬さんの演技のイメージは、先程もあげた『天体のメソッド』という作品の『ノエル』役のイメージが強かったので*3それとはだいぶ違うかなり落ち着いた演技にとても衝撃を受けた。

あと個人的に、声優さんの恋のお芝居がとても大好きなので、お話が進むにつれ千鶴ちゃんが恋に落ちていく樣子を可愛く繊細に演じられていたのがすごくよかった。

個人的に心に残っているのは、最終話の菅原くんを引き止めるひとこと。

 

『菅原君が居なくちゃ楽しくないと思う』

 

これ千鶴ちゃんとしては、条件反射的に思ってた事が咄嗟に出てしまった言葉だと僕は思っているんですけど、ここの水瀬さんの演技がとても良くて。

こういうセリフ、間もそうだし感情的にも凄く難しいと思うんだけど、この時の水瀬さんの演技、ほんとに咄嗟に出てしまった言葉かのような感じなんですよね。

もーそれが凄く切なくて可愛いし、千鶴ちゃんの思いは伝わってくるし、文句の付け所がなかった。

 

元々、一言でもこういうずば抜けて良い演技のセリフがあるとその声優さんのことを意識してしまうちょろいオタクなので、これで声優水瀬いのりさんのことも、若干意識するようになる。

 

ちょうどこの辺が17年9月末くらいだったかな。

 

そしてもうひとつ、大事なきっかけ。

水瀬さんのラジオ、『MELODY FLAG』を聞き始めたのも確かこの時期。

僕が水瀬さんを意識しだしたちょっと前、既に水瀬さんの1stソロライブの開催が発表されていたんですけど、そのライブの詳細が発表から長い間出ていなくて。

その時点で、ライブには絶対行きたい…と思ってて、早くライブの詳細知りたいなあ、なんてしょーもない理由でメロフラを聞き出しました。

 

元々あんまり、ラジオを聞くタイプのオタクではなくて、それこそあんなに好きだった夏川椎菜さんの属するTrySailのラジオすら年に数回聞けば良い方くらいでした。

 

なのでメロフラも長続きしないだろう、と思ってたんですけど。

結論から書いちゃうと、これ書いてる週時点でも毎週きっちりリアタイもしくは録音してでも聞くくらい、ハマってます。

やっぱり一人喋りってこともあって、出てる作品のこと、週末にあったイベントのお話みたいなお仕事話もそうだし、パーソナルな話も沢山聞けたのが良かった。

あとなにより、水瀬さんのトークが結構思ってたのと違った。

なんか全然飾ってないし、自然体な感じで聞いてて心地よかった。

 

そんな流れで、毎週メロフラを聞くようになり。

そうこうしてるうちにライブの詳細も発表され、無事にチケットも取れ。

 

ライブが近づくにつれて、ラジオ内でライブのお話をすることも増えてきて、近づいてるんだなーとラジオを聞きながらワクワクしたり。

ライブに合わせて5thSG『Ready Steady Go!』が発売される、って発表にめちゃくちゃ喜んだり。

そんな『Ready Steady Go!』は早く聞きたすぎて、久々にセブンネットで火曜朝にフラゲしたりもして。

 

今思えば、このライブまでの期間すごくあっという間だったなあ。

そして凄い楽しく、数年ぶりに味わう気持ちでしたね。

 

で、いざ迎えたライブ当日。

数年ぶりに、朝から物販に6時間並んだ。買いたいもの全部買えなかったけど、それすら良い思い出だったし、グッズを手にした時はライブへの高揚感が増したのを強く覚えてる。

 

ライブ自体のことは、前のブログで散々書いたので省きますが。

もうめちゃくちゃ楽しかった。17年1番だったのは言うまでもないし、今までのオタク歴遡っても3位以内には入るくらい。

水瀬さんの圧倒的な歌声にパフォーマンス、そして何より想いを受け取り。

 

ライブを通して、

完全にアーティスト『水瀬いのり』さんのことを好きになったのでした。

速攻FC入った。

 

そこで済めばよかったんですけど、ここにきて声優としての活動への興味が増していったんですよ。

自分が見てた出演作なんてほんと一握りだったので、とりあえず色々見てない作品を見てみよう、と思い立ちました。

 

まず最初に選んだ作品。

 

・『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series

 

17年秋クールの作品だったので、ちょうど放送中でした。

フォト役として6話にのみ出演してるんですが、水瀬さんの演技がかなり話題になっていたので気になって視聴。ちゃんと1話から見た。

6話、お話自体も凄く深く考えさせられるものではあったんだけど、水瀬さんのお芝居はもうそれどころではなかった。

こればかりは実際見てもらって、水瀬さんに恐れ慄いてほしいので詳細は省くけど、とにかく生を感じる、鬼気迫るものだった。鳥肌モノ。

これまた僕にとっては新鮮な水瀬さんだったので、すごく衝撃的だった。

 

そして次に選んだ作品。

 

・『ご注文はうさぎですか?

 

だいぶ作風は変わりましたが。

 日常系アニメへの耐性があんまりない僕にとっては試練みたいなものでしたが、やっぱり代表作なので。

しかし見始めたら、あっという間でした。

一晩で1期を見て、その後1週間しないうちに2期を視聴。そして劇場版OVAも年内に無理して見に行くほどハマりました。

今までこころがぴょんぴょんするんじゃ~とか言ってるオタクを指差して笑ってましたが、僕も心がぴょんぴょんしました。あと3回くらい映画見に行きたい。

チノちゃん、これまた今までのキャラクターと違う雰囲気でとにかく可愛いんですよ。

可愛さに全振りされてるような感じ。特に2期7羽、『お姉ちゃん…』と迫るシーンは可愛すぎて死ぬかと思いました。あれは反則。

 

あとは現在進行系で『少女終末旅行』を見てるのと、この先も色々見よう、なんて考えてるんですけど。

 

なんでこの先色々見てみようと思ったのか、ですね。

 

やっぱり声優オタクなので、声優で見るアニメ決めちゃいますよね?

好きな声優目当てで見るアニメって、どうしても好きな声優の事意識しながら見ちゃいますよね?

その結果物語に入り込めなかったり、声優さん自身を感じちゃうこと、ありますよね?

 

でも上記に上げた作品を見てる時、水瀬さんが演じてるキャラクターの声を聞いてる時、『水瀬いのり』を意識させられた事が殆どなかったんですよね。

そしてどのキャラクターも、オンリーワンな気がして。きっちりキャラクターが立ってて。

 

凄い単純なことなんですけど、凄いことだと思って。個人的には新鮮で嬉しくて。

きっとそんな声優さん、沢山居るんだろうけど。

僕が興味をもったのが『水瀬いのり』さんで、水瀬さんはそれができる声優さんで。

 

そんなん好きになっちゃいますよね。

きっとまだ見てない今までの作品からも沢山のものもらえるだろうし、これからどんどん出てくる新しい作品でも、どんどん新鮮な気持ちにさせてくれそうだし。

 

そうして、『声優』水瀬いのりさんのことも大好きになったのでした。

 

これで大体水瀬さんを好きになった経緯は書けたかなと。

ここで冒頭に話を戻すんですけど、水瀬いのりさんは僕にとって『熱く素直な気持ちにしてくれる声優さん』ってお話。

水瀬さんには熱くなれる。素直に応援できる。それはなぜか。

割と周りを気にしがちな僕も、この人ならそんなの気にせず(常識的な範囲内ね)と思えたから。

それはいつも彼女が真っ直ぐだから。飾ってないから。彼女のお芝居、歌が心から大好きだから。

 

この気持ちこそ、オタク一年生っぽいし、こういう純粋な気持ちを忘れないでいきたい…というところもありつつの『オタク一年生』です。

 

って書くとぼくもうオタク一年生に戻れてますね。

このブログの役目はこれで終わりですね、今までありがとうございました。

 

(完)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冗談はともかく、そんなわけで自分への戒めも込めたブログタイトルです。今後変わるかもしれない。

 

長くなりましたが以上、水瀬さんを好きになるまでのお話でした。

このブログはこれから沢山水瀬さんのこと書いていくと思うし、自分の中でも色々整理しておきたかったので一番最初にこれを書きました。

でもいざ書くと中々アレ。ガチ恋っぽい。違うけど。

 

水瀬さんに限らずですが、小倉唯ちゃんにしろ、この辺の売れてる声優さんに対してちょっとした偏見とか、変な先入観持ってたんですよ。なんでこんな人気あるんだろう、とか。

これ結構同じこと思ってる人多いと思うんですよね、人気な声優さんってやっぱり何かと目にする機会は多いけど、そこまで興味があるわけでもないとその声優さんのこと何も知らないわけですから。

 

でも実際触れてみたら、人気なのはやっぱりそれなりの理由があるんだな、ってことを実力や人柄で分からされました。

偏見とか先入観とか、ほんとよろしくない。自分の目、耳で感じたものだけを信じていきたいですね。

 

さて、そんなこんなでこれからも気が向いたら書いていこうと思うので。

これからどうぞ、よろしくお願い致します。

 

とりあえず近いうちに、他の好きな声優さんのお話を書けたらいいなあ。

 

 

*1:あと個人的に、天体のメソッドという作品はかなりガッツリ追っかけていた。その過程で水瀬さんにも結構触れていたと思う。

*2:3rdSGくらいまで。生歌を聞いたのは17年のアニメ紅白。音源ほぼそのままの力強い歌声に感動はした。

*3:ノエルちゃんはかなり天真爛漫で明るめな役だった。でも神秘的でミステリアス性もあるキャラクターだった。