2020

2020年、お疲れさまでした。

今年はとにかく色々制限されることも多かったし、人生最大のオタク卒業チャンス!だったんですが、オタクを辞めたら死ぬしかないので今年も1年オタクでした。来年も同じこと言いつつオタクしてると思います。辞めたら死ぬしか選択肢がなくなるから。

 

ただ今まで通りイベントに行って生を実感する生き方が出来なくなってしまったので、オタクとしての在り方はかなり変わった気がした1年でした。

 

具体的に言うと声優個人のオタクからコンテンツのオタクに戻りつつあります。

ここ数年ずっと声優アーティストのオタクだったし、モチベーションの多くが現場に偏っているタイプのオタクだったので、現場が減るとどうしてもモチベを維持出来ず、現場がなくてもモチベーションを維持できるコンテンツのオタクへ自然にシフトチェンジしつつある。

そもそも昨年末にCUE!のオタクになった時点でそういう傾向はあったけど、情勢がそれに拍車をかけたかなって。

とはいえ声豚なのは声豚なんですけど。今までは声優がコンテンツの入り口だったのが、コンテンツが声優の入り口になることが増えた1年だったな~思います。 

 

そんなわけで色んなコンテンツのオタクしてました。

 

・CUE!

今年はCUE!の1年!!!!!!!

になる予定だったんですけど、終わってみたら期待してた楽しみ方が情勢上ほとんど出来なくなってしまったのでかなり距離が出来てしまいました。

声優オタクとして、2.5次元コンテンツ的な展開を色々期待していただけに、イベントが沢山流れまくってしまったのは痛かった。

2月に月の朗読で見たものはコンテンツに求めていた理想通りだったけど、冷めやすいオタクにとって数ヶ月の空白を耐え抜くことができなかった…。

ゲームもコンペS帯まで最速で登ってそこそこ長い期間キープする程度にはやっていたんだけど、後述のシャニマスを初めてからは元々ゲームに対して募ってた不満が爆発してどんどんプレイしなくなって、気付けばストーリーを読むだけになり、秋くらいにはそれすらやめてた。

でも振替で11月になった1stLIVEにはちゃんと行った。文句の付け所がほぼない良いライブでした。

今後、益々のご発展をお祈り申し上げます。(終)

 

シャニマス

あまりにも暇だったので6月くらいに急にはじめた。正直周りの影響が8割。

まさか自分がアイドルマスターに戻る日がくるとは思わなかった。

ミリオンからしばらくアイマスの入り口は声優からだったので、キャラクターから入るアイドルマスターが久しぶり過ぎて気付いたら秒でハマっていた。

何度も何度もWINGに挑んでは負け続け、その度に敗北のコミュを読まされては最初からやるのを繰り返すうち、気付けば湧いてくるアイドルへの愛着。

そして初優勝時の感動といったらもう。完全にプロデューサーの心を取り戻していた。

まあ今ではただ無心でグレフェスをやってWINGはただの作業と化しているわけですけど(終)

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

完全にアニメの影響です。

まさか自分がラブライブ!に戻る日がくるとは思わなかった。(2度目)

割とお外に出やすいムードもあったので、今年前半にできてなかった"コンテンツの体験"みたいなものを取り戻したな~て思います。この短期間で何回お台場行ったか分からん。

まだお熱は継続中なので、今後末永くお付き合い出来たらいいなあと思います。思ってるだけだけど。

 

こんなもんでしょうか。

あと、声優個人としては当ブログにも何度か名前を上げたanzaiさんに一時期マジでお熱でしたが、今年一番期待していたラピライアニメが完全に期待してた方向と違ったこととかで気付いたら死んでました。我ながらひどいと思います。

やっぱりもう特定個人のオタク(単推し!w)になるのは無理だと思うので、声優オタクとしては広く浅く~…もとい、一時期だけその人のオタクのフリをして気付いたら別の人のオタクしてるみたいな底辺ムーブを繰り返していくと思います。その中で巡り会えたらおめでとうございます、という感じでしょう…。

 

色々書いてはきたけど、元々飽き性だったのが年々悪化してきてますね。

多分来年の今頃にはここに全く書いてないコンテンツ、顔も名前も知らない声優の話をしていると思います。

早くオタクをやめて死にたいです。よいお年を。

 

「DREAMY-LOGUE」試聴の初感とか。

2020年の声優ソング界に名を残すこと間違いなしの約束された1枚があります。

声優アーティストユニット「DIALOGUE+」のミニアルバム「DREAMY-LOGUE」。

 

発売はまだ先の4月8日なんです、が。

発売まで1ヶ月を切った3月10日、ついに全曲の音源が解禁されたので初感を残しておく。

 

以下の2つの動画で聴けます。

 


【DIALOGUE+】ミニアルバム「DREAMY-LOGUE」全曲歌い分け【試聴Ver.】

余談ですが、DIALOGUE+の楽曲試聴動画は歌詞とメンバーの歌い分けが分かるようになってるものが何個かあるんですよね。

普通の試聴動画に比べれば作るの手間だと思うんですけど、ユニットの強みをちゃんと活かしててスゴイ良いです。オススメ。

 


DIALOGUE+BOX vol.9

 

 

1.大冒険をよろしく

1曲目に相応しいアップテンポなやつ。

イントロのブラスからもう勢いMAXで、とにかく聴いてて楽しい。

キャッチーなメロディと飽きが来ない豊かなアレンジで、きっとインスト聴いてるだけでも楽しいんだけど、歌詞も素晴らしい。

ワード数が半端ないし、所々のワードがいちいち面白い。

「ジェッ飛ばしちゃう!」とか「目まぐるっぱ」とか、なんだそれ(笑)って感じではあるんですけど、面白い。

 

MVあり。

グアムで撮影したらしいですよ、ヤバいですね。

デビューから1年も立たないうちに海外でMV撮影ですよ、スゴイですね。

色んな意味で。ポニ山さんやるでぇ...


【MV full size】「大冒険をよろしく」【DIALOGUE+】 Mini Album「DREAMY-LOGUE」

とにかく守屋亨香さんの顔が良いです。

2分2秒ごろのウィンク、2分21秒くらいの「うそぉ~!」が特にオススメ。

顔が良いは正義!w

 

2.好きだよ、好き。

オタクが好きそうなやつ。いや、僕もオタクなので初披露時から大好きですけど。

一言でわかりやすく言えば、「エモい」楽曲。

 

永遠(でもない)に鳴り響いてるストリングスは大変にエモーショナル。

特に2番、Bメロからサビをすっ飛ばして一気に間奏に入る展開と、そこで一層に鳴り響くヴァイオリン…。

この展開ありがちっちゃありがちかもですけど、素直に良いもんは良い。感傷的になる。

 

そして楽曲に負けじと、歌詞も素晴らしい。

1月の「DIALOGUE+ JAM」で初めて聴いた時、1発で脳裏にこびり付いて離れなかったフレーズがあります。

「君が僕を嫌いになる時は 僕が夢を捨ててしまう時だ

 だからそんな日が来ないように 今を歌い続けよう」

サビの歌詞です。もうオタクならみんな好きだと思う、どストレートな歌詞。

演者がこんなん歌ってるの聴いたらオタクはみんな死ぬ。

だって、既に好きだもん。好きでい続けたいもんね

そんな気持ちに応えてくれているような気がな~しちゃうんだよな~オタクだから。

 

MVもあります。

これまた夢が広がる、大変な意味を持ってしまっているモノなんですけど、それはさておき村上まなつさんの表情作りが「大女優かな?」ってレベルに素晴らしいのでぜひ。


【MV full size】「好きだよ、好き。」【DIALOGUE+】 Mini Album「DREAMY-LOGUE」

 

3.トークトークトーク

めっちゃ可愛くてビックリした。

いや、タイトルからして可愛い系の楽曲だとは思ってたんですけど、編曲中山真斗さんのイメージ、僕の中ではかなりロックな感じだったので、ここまでポップで緩い楽曲が出てくるとは思ってなかった。

 

ちょっと抜けた感じの緩い歌い方も可愛いですね。

 

4.Domestic Force!!

ある意味一番ぶっ飛んでるなと思った。

他の楽曲とは本当に毛色が違って、かなりダークで攻めてる雰囲気。

マジで、キましたね…。

 

とてもダンサブルな曲で、ズンズン来る低音は高揚感がある。

一発で惹かれたのは1サビ前~サビの展開。

上げて、上げて…少し溜めてから全員で渾身の「Domestic Force!!」

ここで完全に到達するんですけど、そこから詩がないメロディのみのサビが繰り広げられるのがマジでたまらない。

サビに向けて上げたものを、サビでそのままバババ~!!くらえ~!!(IQ0並の感想)ってぶち巻いてくれるのが、好き過ぎる。

ダンスミュージック的な展開なんですかね、知らんけど。

とにかくフロアで踊り狂いたいというヤツ。

 

まあ1stライブ全席指定ですけど。

 

なんで?

 

・・・

 

5.パジャマdeパーティー

作詞:三森すずこ

三森さん、作詞とかするんだ…。って思ってたんですけど、調べたら自分の歌書いてた。知らなかった。提供は初めてなんでしょうかね。

 

もうそのままですけど、女子会っぽいなって思いました。

女子会とか知らないですけど。

でも、女性が書いているので男性の夢成分は0!!という事に出来るので良いですね。

 

良いな~と思ったのは稗田さんも「DIALOGUE+BOX」で話していた変則アウトロ。

寝落ちしていくようなフェードアウトの仕方がすごいよかった。

 

6.ぼくらは素敵だ

何日か前に、Twitterで公式がマスタリングの様子を映した動画を16秒だけ上げていて、少し楽曲を聴くことが出来たんですけど、その"16秒"だけでぶっちぎりだった楽曲。

とにかく、サビ終わりの「ぼくらは"ちゃんと"素敵だ」というフレーズに胸を鷲掴みにされた。

なんで、なんで、"ちゃんと"なんだろうなって。

「ぼくらは"ちゃんと"素敵だ」って歌えるまでに、どんな言葉が紡がれているんだろう。

そこまでに、どんな道のりがあるんだろう。

 

そんな妄想で数日間頭がいっぱいいっぱいだったんですけど、いざフル音源(!)が解禁されたら、全然違うニュアンスなことに気付かされた。

 

自惚れているようには、聴こえない。

むしろ強がっているような、なにかを確かめるような。

大丈夫だよ、って言ってるような。

そんな言い回しだった。とにかく胸を締め付けられた。

 

"ぼくらは"なので、自分たちに向けた言葉でもあるし、欠けそうになってる"誰か"に向けられた言葉でもあるし。

 

いつの日か届くはずだと"言い聞かせながら"信じて進み続ける「DIALOGUE+」が「僕らは"ちゃんと"素敵だ」と歌うのは、今はまだ強がりに聴こえてしまうけれど。

 

でも、欠けそうな誰かに向かって歌う、「僕らは"ちゃんと"素敵だ」は、とっても頼もしく、力強く聴こえるし、そんな歌を歌える「DIALOGUE+」は僕たちから見てとっても素敵に映る。

 

いつの日か、本当の意味で、自分たちを噛みしめるように「僕らは"ちゃんと"素敵だ」と歌う姿を見れる日が本当に楽しみで。

 

大円団な雰囲気を感じる壮大なストリングスは言うまでもなく感動しかないし、イントロの歌い出しから心掴まれるフレーズも好きだし、とにかく素敵な言葉だらけだし…こんなん2020年どころか自分史上においてトップクラスの楽曲なんだよな…。

 

・まとめ

思いの外多ジャンルにわたってきてて、正直ビックリした。

CDのジャケット写真が公開された時、限定版の写真がとにかく派手過ぎて、なんだコレ…?今出てる楽曲のイメージから乖離しすぎてて意味分からん…ってなってたんですけど、全曲聴いた今なら納得です。

 

どの楽曲も「DIALOGUE+」というユニット名に恥じない、メンバー同士の掛け合いやセリフ調の歌い方も沢山あって、しっかり声優アーティストにしか歌えない歌を歌っているのも素晴らしいですし。

豪華作家陣による曲と詩はどれも楽しくてかっこよくて可愛くてエモくて。もう火力過多過ぎるんですけど、間違いなく最高で。

 

そんな2大要素がうまく混ざり合ってできてるこのアルバム、本当に2020年…いや、今後の声優ソング界に名を残すこと間違いなしのアルバムです。

 

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最近何も書いてないしと思って書いたけど、曲によって文章量に差が出てしまってますね。正直にそのまま、どれだけ刺さってるかです。

初感とか書いときながら脱線したり、歌詞について頭抱えてたりするのでリリース後に書くべきことだったかもしれないけど、とにかく勢いに任せてしまいたかった。

それに時間たったら、リリース後聴いたら、また考え変わるかもしれないし、ね。

 

おわり。